<< モンタナ通信 #2 | main | 山幸モンタナ通信 #4 >>
2015.05.07 Thursday

山幸モンタナ通信 #3

0

    レッドロッジに来て2週間が過ぎた。

    予定では、
    作りが4週間、あと乾燥・窯焚きが2週間ほど。
    ジョージ(G)のペースに惑わされぬよう心がけて来たが、
    突然昨日から忙しくなった。

    理由は毎度こちらの英語力の無さにある。

    この歳になると後悔なんかしない、
    たいていのことは、
    どうでもいいとは言わぬがなんとかなると思っている。


    喋れぬ代わりに想像力が鍛えられる。

    しかし、
    理解したと思ったときが落とし穴で、
    理解は誤解の蓄積と時々は疑うことが肝要。



    まき窯には素焼きを省く利点が日本ではあり、
    乾きの遅い大物はそれで間に合うと考えていた。
    ところが今回のトレイン窯( ホントに機関車みたい)は、
    素焼きしたものしか焼かないという。

    「聞いてない!!!!」とGに言ったら、
    その旨のメールを前に日本に送ったという。

    やりとりの中でグリーンという言葉が出てきた。
    確かに記憶にある。未素焼き、つまり生。

    ダラダラと来るGのメールの山。
    英語が苦手な私は気になる個所はチェックしたものの、確かにグリーンは飛ばした。

    それが、ここで逆襲に出た。

    昨日のこと、眠気も吹っ飛び、
    この2日間は働き者のG以上にと思うがやってみよう。
    長続きはしないと思うが。



    相変わらず究極の一品夕飯、継続中。
    この町唯一のスーパー、名は「熊の歯」(Bear Tooth いい名前)
    3日に一度は行っている。


    Gと行くとゆっくりできないので、最近は一人。
    慣れて来ると無駄が無くなってきた。

    そしてとうとうこの小さな町で豆腐発見。
    もう鍋しかない。白菜もネギもあるではないか。

    二日目は、それにウィンナーやらベーコン。
    三日目は不味い御飯も入れて雑炊。
    量が増えて四日目まで持ちそう。


    私たちの広い部屋にはGと若い女性KとCの4人だったが、
    女性二人が先日去っていった。

    Kは10日と短く、Cは2か月半で面白い彫刻を作っていた。

    C(写真右)はGのお気に入りで去る日が近くなって来ると、
    独身でもある彼は寂しそうだった。



    二人の女性は私より背が高い。
    この国の若者は平気で対等に年配者と話をする。
    Cはいつも作業をしながらイヤホンから好きな音楽を聴いている。
    時々、一緒に歌う。
    乗ってくると腰も振り始める。
    そして一日中ため息をつく。
    無意識に。

    それがハスキーな音で、
    ゲンズブールの元妻、ジェーン・バーキンを思わせる。

    この有様に、
    着いた当初は落ち着いて仕事になるか不安になったが、三日で慣れた。
    慣れとは怖いもので、最近腰振り無いなあ、という塩梅。
    私はこれまで人前でのため息は失礼だと思っていたが、改めた。
    しかしGのため息はやはり失礼だと思う。
    これは偏見はなく事実だからしょうがない。

    _____


    写真はスタジオの窯スペースに住みついてる猫二匹、
    クロがリコ、片目のグレーがスモーキー。




    iPadから送信
    コメント
    コメントする








     
    Calendar
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930 
    << November 2018 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recent Comment
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM